岡崎市、伊賀町の弘正寺にて明治時代に建てられた墓石のお墓じまいをさせていただきました
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
本日は伊賀町の弘正寺にてお墓じまいをさせていただきましたのでご紹介致します。
弘正寺さんの紹介でお話をいただきすぐにお見積りを提出後、ご縁を頂けることとなりました。
before
after
明治時代に建てられた墓石で地盤沈下によって歪んでしまい、接着された部分はすべて剥離してしまっておりました。
簡単に持ち上げることが出来るので、スリングをかけてユニックで吊ってトラックに積み込んで行きます。
骨ガメは焼き物ののツボの中に収められており土交じりですがすべて回収させていただきました。
工場に持ち帰り、天日干しして乾燥させ、選別してお骨のみにします。
金テコで間知石はくじりながら掘り出していきます。ユニックが使えるだけで本当に身体が楽で助かります。
お墓は綺麗になくなりました。工場に持ち帰り文字を消してから産廃致します。
ここら辺の地域ではお骨は袋から出して裸で納骨することが多いです。
自然に、土に還るという気持ちを込めてだと思います。基本的にはお骨はしっかり焼却しても白く残り
土に埋めてもなくなることはありません。何百年経つと微生物が分解してくれるのか。それは不明です。
なのでお墓じまいした場合、納骨していれば必然とお骨は出てきます。
回収するときどうしても土が混ざってしまうので、選別作業が必要となります。
納骨ガメ、土の中にあるお骨は湿っているので、しっかり乾かした上で土を落としてお骨のみにする作業をします。
完璧には土は除去できませんが、ご了承ください。また当社はお骨は水洗浄を致しません。
細かいお骨が流れてしまうからです。お墓じまいをお考えの方、まず初めにお骨の行き先を決めてからお墓じまいをするようにお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。