岡崎墓園にて巻石から外れてしまった外柵を撤去し雑草対策をして改修工事致しました。

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

本日は岡崎墓園にて外柵が外れ霊園事務所から倒れる恐れがあるという連絡をもらって

困っていた方からお問い合わせいただき今回ご縁を頂いたのでご紹介致します。

before

 

after

 

最初は外れてしまっている外柵の再接着、割れている外柵の一部新品製作という内容で進行予定でした。
やり取りをしていくうちに将来地震による倒壊の不安要素を無くしシンプルに外柵を無くしてもいいのではないかと
ご連絡いただき撤去した場合の御見積をご提出させていただきました。

 

そして今回の改修工事として、外柵撤去、雑草対策、外れた巻石の再接着という作業となりました。

 

生えてしまっている雑草を根っこから除去しようとしましたが、かなり根っこが奥深くまで生え、しっかりしてました。
スコップやクワなどで一度土をある程度取り除き、根っこをひっこ抜いたりして簡単に生えてこないようにします。

 

7~8㎝ほど巻石天端から土を下げたらそこにセメントの養生をしていきます。

 

万遍なくセメントを敷き詰めます。これで簡単に雑草が生えてきません。

 

使用していた砂利を一度除去してから、篩やバケツを使って砂利を洗浄しセメントを敷いた上に戻していきます。
工場でやると早く終わりますが、現場で砂利の洗浄は労力をかなり使いました。

 

左手前のUP写真を載せていきます。外柵撤去時の写真です。
本磨きされた巻石の上にセメントのみで接着さえていた外柵。ほぼただ乗っていただけなのでこれであれば数年で剥離してしまいます。
セメントの劣化、巻石の少しのズレによって、簡単に外柵が外れてしまいます。

 

通常、巻石を削ってセメントの接着力を上げて施工+穴を開けてステンレスピンを差し込んで柱石に差し込んで接着というような
施工をしないとしっかり接着せず今回のように数年経過で簡単にガタガタになってしまいます。

 

上記のように工事をしていなかった為、巻石の天面は磨き仕上げのままそれを活かして改修工事を進めることが出来ました。
セメント灰汁等汚れを皮立ちで擦って除去していけば綺麗になります。

 

巻石の開いてしまっている目地を直して、綺麗になった砂利を撒いて作業完了となります。

今回お施主様は東京にお住いのお方で今回メールにてすべてお仕事の内容を決めていきました。

そこで嬉しいお言葉をいただきました。

 

お施主様のメールをそのまま掲載させていただきます。 失礼します。

『いつも迅速かつご丁寧にご対応くださりありがとうごます。
当初は相見積もりをしようかと考えておりましたが、
貴社の対応に大変満足しており、相見積もりするのも失礼かと思い
貴社にお願いする事に致しました。』

という事で当社に依頼していただきました。大変嬉しい限りです。

 

価格帯に関しても当社は安い方だと思います。また相見積もりは消費者の方の当然の権利だと思うので

してもらって全然かまいません。何かありましたらご連絡ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。