岡崎市産【牛岩青石】を使用して一石五輪塔を製作したのでご紹介いたします
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
本日は岡崎市産の高級石材 牛岩青石で一石五輪塔を製作したのでご紹介いたします。
また石材加工の作業を拝見することはほとんどないと思います。なので
目と耳で楽しんで頂けると嬉しいと思い動画制作してYouTubeでもUPしてますので、見てみてください!
企画サイズにカットした石材に製作アウトラインを下書きします
最初に凹まない部分に関しては先にノミではつり むしり仕上げ を完成させておきます。
薄刃で切り込みを入れてざっくりと子ベラでハツ
4方向型に合わせてアウトラインを成形します
大まかに形ができました。上部の空・風【玉】は穴掘り機で穴を開けて円柱型にします。
穴掘り機で穴を開けているところです。
傘の形や地と言われる土台部分の上部を少し斜めの水垂をつけて形をよくしていきます。
最後に全面、ノミとセットウでムシリ仕上げにして完成です。
狭くノミが入らない箇所は、コンプレッサーノミでつついて仕上げていきます。
完成しました!
以下ー引用してます
五輪塔とは、5つの石を積み重ねた、古くから伝わる伝統的なお墓です。
5つの石はそれぞれ五大元素と呼ばれる宇宙の構成要素を象り、五輪塔で供養すると、
死者の肉体は五大に還元され、極楽浄土に往生する、という意味合いが込められています。
五輪塔は、インドの五大思想を元に作られています。五大思想というのは、
下から地、水、火、風、空を意味し、宇宙を構成する元素を表しています。
五大思想を積み重ねた五輪塔をお墓に用いることで、死者は五大に還元され、極楽浄土へ至る、という意味合いを持ちます。
また、五輪塔の5つの輪は、人間の五体を表しているとも言われていて、
下から「足、胸、胸、顔、頭」となっています。一説では、五体満足という言葉は、五輪塔からきている、と言われています。
今回供養塔になる五輪塔を実際のお墓よりも小さく、一石五輪塔としてミニサイズで製作しました。
手元供養用、ペットのお墓にしたりと使用方法は色々あると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。