岐阜県から採石される蛭川石を使用して、修行中の亀田君が布泉型手水鉢を製作しました
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
今回は当社で修業している亀田君が水鉢を製作したのでご紹介致します。
当社在庫の蛭川石を使用して布泉型手水鉢を製作しました。
ノミで側面を丸くドーム型に仕上げます。
縁枠を薄刃でカットし、文字は浮き彫りになるようノミで1段下げます。
まだぎこちないですが薄刃のミスしないように丁寧に作業しております。
文字、縁枠以外1段下げた状態になりました。水鉢の中をくり抜く作業に移ります。
少しコントラストを付ける為、深くして文字もはっきりさせた方が良かったかもしれません。
穴掘り機で一定の深さまで穴をつなげて掘っていきます。そうすることでくり抜くことができます。
内側を薄刃で切っていき、綺麗な四角にします。少しずつですが電動工具に慣れてきましたね。
底面をノミでむしっていきます。平らに近くなるように、
最後に仕上げでコンプレッサーノミで縁を仕上げていき完成となります。
亀田君は今月で2年目に突入しました。
織部灯籠、岬灯籠はすでにすべての工程ができるようになり、現在色々なことに挑戦してきてます。
神前灯籠の火袋も途中まではできるようになりました。
ただスピードはまだまだ遅くマイペースです。
これからもっと早く生産できるように気を引き締めて製品と向き合って欲しいですね。
また亀田君が製作したのがあれば紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
以上近藤でした。