丹羽郡大口町にて役場南ひろばの銘板を岡山県産万成石で製作、設置して参りました
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
丹羽郡大口町にて役場南ひろばの町制施行60周年記念事業で整備工事を実施しており、
その銘板を製作、設置をお手伝いさせていただく事が出来ました。
今回この銘板の製作工程から設置までご紹介させていただきます。
設置完了
以前使われていた台石はそのままで、銘板のみ取り付けるという内容です。
台石の面が磨かれていたので、接着剤の効果を出させるために薄刃で簡単に削っております。
その後石材用ボンドをしっかり塗布し水平、バランス等調整し接着します。
万成石は当社で在庫保管してあったのでカットし研磨し本磨き仕上げにしております。
側面はポリッシャーで4面綺麗に本磨き仕上げにしております。
原稿は先方からの支給で、文字サイズ等はやり取りを繰り返し決定致しました。
校了後、原寸サイズの原稿を板石に貼り付けゴム版に転写する作業をします。
彫刻家の職人技で綺麗に転写されゴム版の切り取り作業をします。
ゴム版に転写された写真です。線に沿ってゴム版を切り取ります。
ゴムの無い部分が彫られて色付けされる部分となります。
彫作業前の準備ができました。これから彫刻作業に取り掛かります。
サンドブラスト機を使用して彫り作業をしていきます。
原稿(板石)を機械内に設置して職人の手作業によって彫刻されていきます。
ロゴ部分の彫刻後です。とても綺麗な仕上がりです。
彫作業完了後、インク入れ作業です。順番に色を入れていきます。
違う色の部分はしっかり養生し、色ごとに塗布します。
ゴム版を取り外したら下記のように仕上がります。その後台石に取り付けたら完成です。
町制施行60周年記念事業/大口町 (oguchi.lg.jp)
今回の施工中の写真や完成後の記念撮影を担当者の方がしてくれました。
大口町のHPにて紹介されると思いますので御覧ください。
良いですね~!と喜んで頂けて嬉しいです。
ありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
以上近藤でした。