大府市の神社に納品する岡崎産宇寿石の神前灯籠を【玉】製作しました。
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
大府市の神社にて敷地内全体の改修工事を実施するという事で鳥居の設置と神前灯籠の注文を頂いております。
今回その神前灯籠の製作段階で【玉】をご紹介させていただきます。
2022年3月9日完成しました。
長方形にカットした石材をオフカット機で3段にします。8角形にカットし丸型にしやすくします。
玉製作に関して大将にすべて製作してもらいました。熟練の技で綺麗な丸型になっていきます。
スキルソーを使用し均一な深さで切れ込みを入れていきます。
工程写真がかなり飛んでしまいますが、スキルソーでカットした不必要な部分は除去しくびれを成形します。
下の写真のようになるようにします。
要らない部分はオフカット機でカットすると早く作業ができます。
製品を造る前に実寸サイズで絵を描きそのサイズ通りに製作していきます。見本がある方が効率が良いからです。
ここから丸形頭にするために要らない部分を45度削り、出てる角を削ります。
説明が難しく、、、、簡単に言えば少しずつ削っていきます。
ほぼ形が完成しました。サンダーで表面を滑らかにしていきます。
ペーパー砥石で凸凹を無くし完成です。以前製作した笠に乗せてガタが無いか、バランスを確認します。
神前灯籠のパーツすべてが完成しました。とても大変な作業でしたが達成感は素晴らしいものがあります。
また四ツ石の製作もしました。一度仮組してカネがあっているか、ズレが無いか確認します。
砥石で研磨し表面加工を統一します。
四ツ石の上にくる台座です。これもサンダー仕上げで綺麗に仕上げます。
全ての部材が完成しました。。。。
3月中に基礎の設置、4月に本体設置という日程で進行します。
やっと、やっと、、、完成し感激しております。
大将と共同製作ですが、自分が製作したものが半永久的に神社に奉られることが光栄で大変嬉しいです。
丁寧に心を込めてとってもいい物が造れてよかったと思います。
また完成した時にブログにて紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
以上近藤でした。