瀬戸市の春雨墓園にて他石材店の代理で墓じまいをしてまいりました。
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
今回は瀬戸市の春雨墓園にてお墓じまいをさせていただきましたのでご紹介致します。
他石材店さんが人手が足りなく代理でしてもらえないかという事で当社で施工しました。
棹石のみ先に持って行ってたので棹石がない写真です。
撤去前
撤去前
撤去後
上台、中台の重量が多い為、重労働を少しでも軽減させるために三脚とチェーンブロックを使用します。
中台は道板を使用し少しづつずらして、トンボに乗せます。
重量級を撤去後芝台、巻石の基礎を撤去する準備をします。ハンマーハツリでコンクリートを剥がしていきます。
墓誌も撤去し芝台も撤去します。コンクリートガラが多く出るので持参した空き袋で持ち帰ります。
残土、残石、コンクリートガラがかなりの量でるので撤去作業はとても大変です。
巻石の基礎は鉄筋コンクリートになっていたので撤去するのは一苦労です。ハンマーハツリでしっかり壊していきます。
最近は墓園の指定で基礎30センチ以上しなければいけないという処も増えてきています。
のちの話ですが近年建立した墓石の撤去をすることになった場合、より一層大変になっていくでしょう。
基礎をすべて撤去できました。ここから綺麗な更地になるように整地致します。
残土を篩にかけて小石、コンクリートガラを除去しサラサラな土にします。
最後に持参した綺麗な土で盛って完了です。
近頃墓じまいが多いです。
寂しい気持ちになりますが時代の流れもありますし、後継問題もあると思います。
どこかの資料で見ましたが、
直近の大学生19人にお墓はあったほうがいいか、なくてもいいかというアンケート調査を実施したそうです。
その中で14人はあったほうがいいという考えで、5人は無くてもいいという考えだったそうです。
『ちゃんとお墓の前で故人と会話したり偲んだりすることで、心が落ち着く』といった声もありました。
お墓はあったほうがいいという考えが根付いていていいことだと思います。
今あるお墓を大切にご先祖様を労り偲ぶことで気持ちも晴れプラスに行動できるそんな気がします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
以上近藤でした。