岡崎市弘正寺にて1尺角墓石と8寸角墓石、2基をお墓じまい致しました。

こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。

今回岡崎市弘正寺にてお墓じまいの作業をさせていただいたのでご紹介させていただきます。

昭和時代に建てられた立派なお墓が2基あり、その撤去作業となります。

撤去前

 

撤去後

 

撤去前

 

撤去後

 

トラックが近くに駐車できないためキャタピラを使用し撤去作業を実施します。
また足場が悪い為、作業前日にキャタピラが通れるように道板を使用し通路の確保をしました。

 

今回撤去作業時、お骨の取り出しがあるためお施主様と親族の方たちに当日立ち会って頂きました。

作業時大雨でしたがお骨の取り出しをお手伝いさせていただき、弘正寺敷地内の永代供養墓に改葬することができました。

 

雨での作業は大変危険な作業となります。
クランプが滑って石が落下したり足を滑らせ転倒したり大きな怪我に繋がるので十分な注意が必要です。
1尺角の墓石は棹石が十分でかい為一つ一つ確認し作業します。
少し持ち上げバンキを入れ、スリングに切り替え道板で滑り台を作成し滑らせながら降ろします。

 

上台も道板と土台を上手く使用し、三脚も徐々にずらしていきます。墓石前にずらした後、降ろします。

 

中台の作業は別日で晴れた日に作業しております。重量がある中台は雨天時の作業だと大変危険な為撤去しませんでした。

別日、上台同様の作業です。道板と土台を使用し中台も墓石の前に移動完了後降ろします。

 

中台のサイズは幅22.5寸 奥行22.7寸 高さ10.5寸 (1才あたり約75kg)
簡単に重量計算すると 2.25尺×2.27尺×1.05尺×75kg=402kg 約400キロあります。

これが落下したら。。。。とても怖いですよね。

 

墓石の四ツ石を撤去後、墓石の土台の解体作業です。少しでも軽量化し作業効率を上げる為石割を現地で実施しております。

 

参考までにYouTubeにて動画をUPしております

 

石割作業の動画をYouTubeにUPしております。ハンマードリルで穴を開けセリやを打ち込み石を割ります。

お墓じまいでも今まで思い入れのある大切なお墓です。

丁寧に作業しお墓を終います。

 

持ち帰った石は産廃業者に持っていき廃棄します。

彫刻されている部分に関しては一旦弊社に持ち帰り切削し見えなくなるように処理をし廃棄します。

お墓じまいの作業はこういった流れになります。

 

 

お墓じまいでお困りの方がいましたらなんでも相談して下さい。

 

以上近藤でした。