灯籠の笠をリメイクしパラソルの土台を製作致しました。
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
梅雨が明け、これから夏本番です。外仕事なので体力つけて一生懸命仕事していきます!
さて今回私の前職からお付き合いさせていただいているの方から
「石でパラソルの土台を製作して欲しい。」というご相談を頂きました。
もともとコンクリートでできた土台が破損してしまったそうです。
また石の土台にキャスターを付け、可動式にすることが肝心でお施主様とメールでやり取りし、
どのキャスターが適しているか、支柱をどうするか打ち合わせし進行しました。
最初にお施主様から頂いた写真を載せます。 素晴らしい!! の一言ですね。
ノミのむしり仕上げになっていた笠を研磨機と厚刃で表面を均していきます。その後サンダーで表面を綺麗にします。
材料です。お施主様からもともとの使用していた土台の部品と仕入れたキャスターを支給してもらいました。
底面に穴を開けます。 埋込式キャスターの埋め込み深さが均一になるように調整します。
キャスターがしっかり止まるように二段式で穴が開いております。
キャスターと支柱元が四角形に成形されているので、金属用カッターで丸型に手直しします。
キャスター設置確認です。深さが統一されているか、ガタがないか確認し、
最後に石材用ボンドでしっかり固定します。
支柱元のはめ込み確認です。底はしっかり石材用ボンドで固定し
周りの隙間はフジラックで目地をして綺麗にしました。
最後に中心に水抜き穴も開け完成しました。
今回お話を頂き石の土台にキャスターを付けて可動式にするという事は面白い発想だと感じました。
石の可能性の幅を広げれた製品になりました。 面白いことは進んでやっていきたいですね。
お施主様から写真を頂いた際、家族皆大変喜んでいただけたようで、とても嬉しいです。
先方の要望に応える為には、知識技術が必要となるのでこれからも精進致します。
また設置された製品を見て石で物を作る。という面白さを改めて実感させて頂きました。
ありがとうございます。
以上近藤でした。