豊田市産、花沢石で9寸角和型墓石自社製作中、墓石本体をすべて自社加工し仮組み立て後納品します
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
今回は豊田市産花沢石で9寸角和型墓石を製作し他社さんに卸したのでご紹介致します。
指定サイズでカットされた花沢石を仕入れてからすべて当社で加工しました。
完成品
四ツ石、上台、中台、棹石の研磨が必要な部分は大将がすべて仕上げてくれました。
荒い番手80から始まって・200・400・800・1500・バフの6工程を経て綺麗な艶が出ます。
各面を本磨き仕上げにしていくのには、時間がかかります。一つ一つ丁寧に心を込めていきます。
上台、中台には水垂加工を施します。ジャンプ台という小物を乗せる部分は無しです。
バンキを敷き角度を付けて研磨していきます。同じ角度になるようにバンキにマーキングし加工していきます。
とても美しく本磨き仕上がりになっております。
中台は軽量化を図る為見えない部分をくり抜いております。強度が落ちるので自社製品ではしませんが
他社さんの依頼の為、くり抜いてから水垂加工、側面の研磨、納骨穴の加工をしていきます。
上台同様に水垂の加工です。スミを引き、厚刃、薄刃でざっくりと削ったら、砥石サンダーで平らにします。
研磨作業も同様です。同角度になりようにバンキを敷いて研磨していきます。
棹石の天面は二方丸面にしてポリッシャーで本磨き加工します。
香炉鉢や花立、水鉢は私が加工して仕上げました。以前製作工程を紹介したブログもあります。
工場内で一度仮組み立てをして問題ないか確認します。とても美しく綺麗に出来ました。
納品するために梱包縄でしっかり梱包し、パレットに積んで引き取りに来ていただきます。
他社さんも国産製品について、当社の仕上がりを気に入っていただいておりリピートして下さっております。
大将の技術を早く習得できるよう努力していきます。
またこの後に1尺角和型墓石の製作も控えているので順に製作していきます。
時間がかかりますが、丁寧に仕上げていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。以上近藤でした。