愛知県蒲郡市、西浦町の寺院墓地にて1尺角の和型墓石2基の墓じまいをさせていただきました
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
今回は蒲郡市西浦町の寺院墓地内にて1尺墓石2基の墓じまいをさせていただきましたのでご紹介します。
場所が狭く大変苦労しましたが周りを傷つけない様に最善の注意を払い作業させていただきました。
before
after
この写真のように道板を使用して滑らせるように石を移動させ降ろしていきます。
尺角墓石の中台2.3尺×2.3尺×1.2尺×75kg=重量476㎏この中台だけでこんな重量があります。
狭い場所での作業が大変です。起こしてからトンボで3人力を合わせて約40mほど移動させました。
巻石、骨壺撤去後残りのコンクリートガラ等除去します。
基礎グイがとても長く刺さっておりとても良い仕事をしてあった墓石でした。
当社はトラック積み込み時、少しでも効率を上げる為パレットごと吊る方式で作業します。
1基目は無事作業を終え2基目に移ります。
before
after
とても立派に仕上げてた間知台座に4尺以上の高さもある棹石がありました。
背が高すぎて三脚チェーンブロックの吊りしろが少なくさらに支柱のピンが刺してありました。
三脚の柱を伸ばすための道具を持ち合わせてなく棹石が取り外せない事態になりました。が
何とかクレーンが届きそうという事だったのでトラックを移動させクレーンで作業出来ました。
想定外のトラブルが発生しましたが、何とか無事解決できその日中に作業出来ました。
中台を撤去後、間知石巻石だけになりました。トラックがパンパンになったので後日改めます。
巻石と間知の間は石頭とコッパハギ「打ち込むと石が浮く道具」を使用して分解します。
残りの間知石は玄能とくじりを使用して分解し、一輪車でトラックまで運びます。
最後に篩をかけコンクリートガラ等除去してから山砂を敷いて綺麗に均したら完成です。
総重量約4.5tありました。無事終えて一安心です。
今回棹石と上台の間にピンの差し込みがありクレーンが届かなかったら、3日作業となりました。
クレーンが届いて良かったと改めて思います。
今回も頑張りました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
以上近藤でした。