株式会社近藤石材店で修業中の若い衆、着々と成長中です
こんにちは、石の公園団地近藤石材店の近藤です。
立派な石工になるために弊社に修行に来ている亀田君。
以前のブログでも紹介させていただいております。
住み込みで4年間これからここ岡崎で技術知識そして立派な大人になれるように修行しております。
近藤石材店では石を叩く技術を身に付けさせるためまず織部灯籠を製作練習させます。
今回やっと半年かかって一つ! 完成したので紹介させていただきます。
角欠けが怖い為、縁がすべてときんときんです。ノミで柔らかさを出すのは難しいです。
ノミで石を叩くとき面切は慎重にしないと角が欠ける為慣れが必要です。まだまだこれからですね。
柱、受け、火袋、笠、玉の順で製作していき、薄刃とスキルソーに関してはまだ使わせずこちらで手伝っております。
もう少し加工作業に慣れて来たときに、徐々に道具も使用させていきます。
コンプレッサーのノミで火袋の窓の加工をしております。初めて使うコンプレッサーも慣れが必要です。
今後角度、力加減等慣れてこれば、作業もどんどん早くなることでしょう。
ノミで石を叩くときの音は良くなってきました。半年間、石に向き合っていけば上手くなっていきますね。
一つ形になったので、記念写真。
柱は欠けてしまっていますが、まず一本。これからさらに上手くなっていくでしょう。
縁は刃ビシャンで叩き、滑らかにしました。
織部灯籠の完成は、石工になる為の第一歩ができたと思います。
これからまだいろんな製品の練習ができるので楽しみですね。
以上近藤でした。